<四川大地震>「被災者救済の腐敗行為は厳罰」との警告、各国メディアが注目―中国

Record China    2008年5月22日(木) 23時58分

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四川大地震の救援活動が進む中、その資金や物資の流れも外国メディアの注目する対象となっている。中国政府はすでに「被災者救済の腐敗行為」に対する警告を発しているという。写真は日本からの救済物資。

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2008年5月22日、環球時報によれば、四川大地震の救援活動がすすむなか、その資金や物資の流れも外国メディアの注目する対象となっている。ある外国メディアの報道によれば、中国政府はすでに「被災者救済の腐敗行為」に対する警告を発している。

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英国BBCが21日に放送した報道によれば、四川大地震の被災者救済活動について、中国政府が活動の透明性を重視し、いかなる腐敗行為も必ず罰すると、強い態度を示した。

同じく21日、米AP通信も「被災者救済の腐敗行為は“厳罰”と中国政府が警告」と報じ、4万人を超す死者と500万人が家を失った四川大地震で、被災者救済活動にかかわる腐敗行為は厳罰に処すると、中国政府が全公務員に対して釘を刺したという。中国政府は21日、救済資金の盗用や着服に対する特別警告を出し、救援物資の配給の遅れがさらなる被害を招くとして、物資を浪費、破損させる行為について関係者の責任を追及するとした。

監察部ウェブサイトには、中央規律検査委員会、監察部、民政部、財政部、会計監査署が合同で発した通達を掲載。震災の救援物資と資金に対する監督管理を強化し、救援物資が必ず被害地と被災者に届けられるように対応を求めている。(翻訳・編集/岡田)

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