Record China 2018年7月18日(水) 10時40分
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15日、中国青年網は、中国の高速鉄道で間もなく紙製の切符が過去のものになると報じた。写真は高速鉄道列車。
2018年7月15日、中国青年網は、中国の高速鉄道で間もなく紙製の切符が過去のものになると報じた。
記事は「先日、中国鉄路総公司共産党委員会書記・総経理の陸東福(ルー・ドンフー)氏がスマート高速鉄道発展・北京―天津都市間鉄道開通10周年フォーラムで、来年より電子チケットを全国的に普及させることを発表した」と紹介した。
そして「実現すれば、乗客は携帯電話や身分証をかざすことで直接乗車することができ、乗車前にわざわざ紙のキップに交換する必要がない。電子チケットは『ペーパーレスチケット』とも呼ばれており、乗客はネット上でチケットを購入することで、第2世代身分証などで改札を通過できるようになるのだ」と説明している。
記事によれば、中国国内では切符の実名制を導入して以降ペーパーレスチケットの普及が徐々に始まっているが、これまでは大部分の地域で改札を通る際に紙のチケットと身分証が必要だったという。北京、上海、広州、深センと二線都市を結ぶ高速鉄道ではすでに導入されているが、早ければ今年第4四半期には全国的なペーパーレスチケットの試験運用が開始されるとのことだ。
中国ではこのほか、一部の高速鉄道駅で「顔認証」システムが採用されているが、現状では紙ベースのチケットを照合しなければならないという。(翻訳・編集/川尻)
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