ロシア大統領、23日から初訪中

Record China    2008年5月23日(金) 13時55分

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22日、ロシアのメドベージェフ大統領が23日から中国を訪問する。仏AFP通信は「同大統領が就任後初の外遊先に(旧ソ連諸国以外で)中国を選んだのは、アジア重視政策の表れ」と報じた。写真は18日、山東省の救援隊とロシアの救援隊が合同で救援活動を行った。

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2008年5月22日、中国紙「環球時報」によると、今月7日に就任式を終えたばかりのロシアのメドベージェフ大統領が、23日から2日間の日程で中国を公式訪問する。同紙によると、フランスAFP通信は「同大統領が就任後初の外遊先に(旧ソ連諸国以外で)中国を選んだのは、ロシアのアジア重視政策の表れ」と報じた。

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AFP通信の記事は、米シンクタンク「ヘリテージ財団」モスクワ支部のYevgeny Volk氏の言葉を引用し、「ロシアは米国やEUとの関係が冷え込む中、アジア重視の政策に移行している。なぜならそれらの国は、モスクワの民主化が遅れているなどと批判しないからだ」と指摘した。

記事ではまた、「両国とも認めたがらないが、中国とロシアは友人でもありライバルでもある」と指摘。ロシアと中国はイラク核計画やコソボ独立問題で共通の立場をとっており、今回の四川大地震でもロシアは救援隊の受け入れが真っ先に許可された国の1つだったと強調した。

このほか、20日付のロシア紙「RIA (Russian Information Agency) Novosti」は、「同大統領の訪問期間中、重要な国際問題に関する中ロ共同声明を発表する見通しである」と報じた。(翻訳・編集/NN)

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