2017年10月23日、中国メディアの今日頭条にこのほど、サッカーW杯出場を逃した中国が出場を決めた韓国に3つの恥をかかせたとする記事が掲載された。

昨年の10月22日にイタリアの名将マルチェロ・リッピ氏がサッカー中国代表の指揮官に就任してから1年が経過した。記事は、リッピ氏がこの1年間に中国に3つの奇跡をもたらしたとした上で、「それは同時に韓国に3つの恥をかかせたことにもなる」と伝えた。

記事が指摘した1つ目の奇跡は、今年3月に行われたロシアW杯アジア最終予選の第6節で、中国が韓国を1−0で破るという、この30年余りで2度目となる大金星を上げたことだ。

2つ目は、リッピ氏が引き継ぐまで最終予選で勝ち点わずか1だったチームがその後、最終予選A・B両グループの3位チームが対戦するアジアプレーオフ出場にあと1歩のところまで勝ち点を積み重ねたことだ。それは裏を返せば、韓国の最終予選突破を手助けしたともいえる。

そして3つ目が、国際サッカー連盟（FIFA）の10月のランキングで、W杯出場を逃した中国が、出場を決めた韓国より上位にランクされたことだ。

記事は「リッピが生み出した3つの記録は中国人を奮い立たせると同時に、韓国人にこの上ない恥辱を与えた」と伝えている。（翻訳・編集/柳川）