Record China 2008年5月23日(金) 18時1分
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22日、四川大地震の臥龍パンダ保護研究センターで被災したパンダが、深刻な「食糧危機」に瀕していることがわかった。大好物の竹や笹の葉が不足しているため、「お粥」を食べる訓練が始められたという。写真は今年4月の臥龍パンダ保護研究センターのパンダ。
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2008年5月22日、四川大地震の震源地からおよそ40kmの臥龍パンダ保護研究センターで被災したパンダが、深刻な「食糧危機」に瀕していることがわかった。大好物の竹や笹の葉が不足しているため、「お粥」を食べる訓練が始められたという。四川省の夕刊紙「成都晩報」が伝えた。
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震災後の16日、同センターの職員はリアルタイムでパンダの様子を伝えようと、「震後臥龍(震災後の臥龍)」と題したブログを開設した。それによると、パンダは1日10kg〜18kgの竹や笹の葉を食べる習慣があるが、深刻なエサ不足のため、「お粥」を食べる訓練が始まった。成都のパンダ繁殖研究基地から震災後すぐに送られた、竹2.5t、タケノコ2t、リンゴ1t、パンダ用粉ミルク200kgなど大量の救援物資も1週間ももたずに底をついてしまったという。
ブログでは、地震直後の12頭の赤ちゃんパンダの様子について、「職員が名前を呼びながらずっと身体をさすってあげたが、しばらく職員の洋服をぎゅっと握って離さなかった」と伝えられた。同センターでは引き続き、パンダへの支援を呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)
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