<四川大地震>需要が高まるテント、2倍の高値に―北京市

Record China    2008年5月24日(土) 2時36分

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22日、四川省の被災地でテントの需要が高まっているのを受けて、北京市内のアウトドア洋品店では、テントが通常の約2倍の値段で売られていた。写真は四川省広元市朝天区の中学校に設置されたテントで勉強する生徒。

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2008年5月22日、四川省の被災地でテントの需要が高まっているのに対し、北京市内のアウトドア洋品店では、通常200〜300元(約3000〜4500円)のテントが550元(約8250円)という高値で売られているのを「新京報」が伝えた。

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市内にある大鐘寺金五星卸売り市場では現在、テントは安いもので550元。購入は予約制で2日待ちの状態だという。またアウトドア用品を扱う三夫戸外公司馬甸店の関係者は、「市民は高いテントを買いたがらない。売れ筋の200〜300元のテントはどれもキャンプ用のもので、災害用テントはもともと500〜1000元(約8250〜15000円)だが、それすらも現在在庫がないため予約するほかない」と話す。

北京市では四川省の被災地にいる友人や家族のために、テントを購入し送ろうと考える市民が後をたたない。しかし、高値で売られるようになってしまい手が出ないというのが現実。

北京市発展改革委員会の関係者は、こうした状況に対し厳しく取り締まっていく姿勢を見せた。(翻訳・編集/MM)

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