2008年5月23日、中国新聞社によると、国内外の華僑や中国系2世や3世などの中国同胞は各種ルートを通じて、四川大地震の被災者に愛の手を差し伸べている。国務院僑務弁公室（華僑関連事務担当部門)の統計によると、22日まで、国内外の中国同胞から寄せられた義援金・物資は合計で5億3000万元（約79億5000万円）を超えたという。

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このうち、“橋愛プロジェクト”という救済活動を通じて寄せられた義援金は3億8100万元（約57億1700万円）で、物資は9000万元相当（約13億5000万円）だった。僑務弁公室に送られたものや、メディアが報じた各慈善義損機構などを通じて被災地に直接送られたものもあった。

このほか、海外の中国機構や中国赤十字会、慈善総会などを経由して約1億5000万元（約22億5000万円）の義援金が寄せられた。

ここ数日、世界各国に駐在する中国領事館を訪ねる中国同胞が絶えず、寄付と同時に多くが「地震は数万人の同胞の命を奪ったが、中国人の自信と勇気までは奪えない。災難が大きいほど、国内外の華人の心と力は結束する」という言葉を残していったという。（翻訳・編集/汪葉月）