ジョン・ウー監督の名作「男たちの挽歌」が復活　11月17日公開

映画「男たちの挽歌」が11月17日に全国公開することが正式に発表された。監督は呉宇森（ジョン・ウー）、メインキャストは周潤発（チョウ・ユンファ）、狄龍（ティ・ロン）、張国栄（レスリー・チャン）。1980年代のいわゆる「香港ノワール」の世界を描き、主役3人の義理人情と各自の挫折・失敗・懺悔・報復をめぐるストーリーが展開する。新華社が伝えた。

同作品が1986年に香港地区で公開された時、香港地区の年度映画興行収入トップに輝いただけではなく、かつて前例のない「ヒーロー映画」のスタイルとして、香港映画史に永遠に名を刻む傑作と称えられた。カッコよく煙草に火を点ける周潤発の仕草に漂う圧倒的な華やかさ、どうしようもない弟のことを温かく見守る狄龍、振り返った時に純真な表情を浮かべる張国栄。映画のシーン一幕一幕が、映画史上、筆舌に尽くし難いほど豪華で、3人の最高の姿が映しだされ、当時の人々の心に色褪せることのない思い出となって残っている。また、「男たちの挽歌」は、第6回香港映画金像奨（香港アカデミー賞）最優秀映画賞・最優秀主演男優賞、第23回台湾映画金馬奨（ゴールデン・ホース・アワード）最優秀監督賞・最優秀撮影賞など、さまざまな賞を獲得した。（編集KM）