19歳の若者、技能五輪「煉瓦積み」で中国初の金メダル

人民網日本語版    2017年10月28日(土) 10時10分

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第44回世界技能五輪国際大会(ワールド・スキルズアブダビ)の競技成績表彰会が23日午前、長沙建築工程学院で行われ、19歳の若者・梁智濱さん率いるチームが報奨金10万元(約170万円)を獲得した。湛江日報が伝えた。

第44回世界技能五輪国際大会(ワールド・スキルズアブダビ)の競技成績表彰会が23日午前、長沙建築工程学院で行われ、19歳の若者・梁智濱さん率いるチームが報奨金10万元(約170万円)を獲得した。湛江日報が伝えた。

アラブ連合国連邦の首都アブダビで先日開催されたワールド・スキルズアブダビの「煉瓦積み」競技において、梁さんのチームは、4日間計22時間以内に鷹のデザインの壁を築くという課題を与えられた。梁さんはこの競技で、3つの「美しいデザイン」の壁を制作、同競技での中国初の金メダルを獲得した。

今大会の2年前となる2015年から、梁さんはほぼ毎日、煉瓦を運び、積み、解体し、解体後再び積む、などの作業に没頭した。このような反復訓練を重ねた結果、彼の掌は分厚いタコだらけになった。梁さんは毎日、200個以上の煉瓦ブロックを積み上げ、微調整を行い、平らでない部分を補い、壁面をきれいにした。彼は、積みながら寸法を測り、最高レベルの精度を保証するよう努めた。

梁さんは、次のとおり話した。

「『煉瓦積み』の競技は、高精度・高水準の技術が求められる。水平方向・垂直方向いずれにおいても、ミリメートル単位での精確さを必要とする。たとえば、高さ1.3メートルの煉瓦壁を築く場合、私は普通、ミリメートル単位まで精確に築くまで納得しない。1.3メートルより1ミリでも高い、あるいは1ミリでも低い、ということはあり得ない」。

「私には一つの小さな夢がある。故郷の家は十数年前に改修したが、建築業を独学で学び、両親のために自分でビルのような高い住まいを建てて、安らかな晩年を過ごしてもらいたい」。(編集KM)

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