<四川大地震>救済の課題はテント、防疫、汚染元根絶―中国首相

Record China    2008年5月26日(月) 10時24分

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24日、温家宝首相は四川省ぶん川県の映秀町で記者会見を開き、救済活動で現在直面している課題がテントの確保、防疫作業、汚染元根絶の3つであることを説明した。写真は23日、四川省綿竹市での消毒作業。

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2008年5月24日、中国日報ネット環球在線によると、温家宝(おんかほう)首相は[シ文]川(ぶんせん)県南部の町・映秀で記者会見を開き、国内外の記者に対して、救済活動で現在直面している3つの課題とその対応措置について説明した。

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それによると、1つ目の課題は被災者を避難させるテントの確保だが、1日に3万張しか生産できないこと。温首相は、テント1000張ごとに小学校1校、2000張ごとに中学校1校の施設確保を約束している。

2つ目は防疫作業。現在、1万人以上の防疫スタッフが被災地で作業に当たっており、現時点まで疫病は発生していないが、仮に発生した場合、政府は情報公開の原則を遵守する。

最後は汚染元の断絶。北川県の廃墟で瓦礫を撤収する際、政府は関連法律に基づき、遺体等を見落とさないよう細心の注意を払う。同時に、チャン族の文化遺産を保護する。

なお、今後の学校校舎建設に関しては、科学的な調査や資料収集を徹底し、対震性を考慮した校舎建設の準備に入るという。(翻訳・編集/汪葉月)

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