BRIDGE 2017年10月30日(月) 9時30分
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中国旅遊研究院はこのほど、旅行情報サイト「マーフォンウォー」と「旅行目的地分析レポート」を発表した。写真は東京スカイツリー。
中国旅遊研究院はこのほど、旅行情報サイト「マーフォンウォー」(※1)と「旅行目的地分析レポート」を発表した。人民網が27日付で伝えた。
記事によると、中国では旅行者の低年齢化や旅行経験の増加に伴い、旅行先を選ぶ際の姿勢が以前のような「受け身」からより積極的なものへと変化してきた。多くの人の頭の中には「行きたい場所リスト」があり、友人やテレビ、SNSなどから得た情報が決定に影響を及ぼしている。
中でも、旅行先選びを最も強く左右しているのは「友人らの口コミ」で、レポートによると調査に参加した人の28.1%が「周囲の人の推薦で旅行先を決める」と答えた。「映画やドラマなどのロケ地に興味を引かれやすい」と答えた人は24.5%。ロケ地を見学するだけでなく、番組などで紹介されたコースをたどりたいと考える人も多い。次に多かったのが「SNS上での評価」(15.6%)で、「旅行サイトの評価」「各種ランキング」「航空料金の安さ」「旅行雑誌による推薦」がこれに続いた。
具体的に夏季と休暇シーズンに人気のあった目的地を見てみると、海外では日本、タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、フィリピン、インドネシア、米国が上位を占めた。中国人観光客は地理、文化、生活習慣上の「近さ」を重視する傾向にあり、人気1位の日本が2017年1-6月に受け入れた中国人客は前年同期比6.7%増の約328万人。記事は「日本では菓子を購入する人が増えている」とし、中国で人気となった日本のドラマなどの貢献を指摘している。(提供/Bridge・編集/Asada)
※1:「マーフォンウォー」の漢字表記は「●蜂窩(●=虫偏に馬)」
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