人民網日本語版 2017年11月2日(木) 0時30分
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1974年から現在に至るまで、日本人の中崎恵さん(79)は中国を79回訪問した。うち24回は山西省を訪問し、教育、植樹造林、文化などの民間交流の面で大きく貢献してきた。
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1974年から現在に至るまで、日本人の中崎恵さん(79)は中国を79回訪問した。うち24回は山西省を訪問し、教育、植樹造林、文化などの民間交流の面で大きく貢献してきた。山西省と埼玉県が友好締結して35周年を迎えたのを機に、30日午前、同省人民政府外事僑務弁公室は、中崎さんに「国際友好交流貢献賞」を授与した。
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同弁公室の巡視員・田亦軍さんは授与セレモニーで、「中日が協力して行う山西省太原市尖草坪区汾河二庫庫区生態造林緑化基地プロジェクト、中国黄土高原植被・回復山西モデル造林プロジェクトには、故・小渕恵三首相が創設した『日中緑化交流基金』500万元(約8500万円)が投じられ、生態保護林600ヘクタールが造られた。同プロジェクトが実施されてから14年の間に、中崎さんは自費で山西省を14回訪問し、小流域の総合改善、黄土高原生態回復などの面で大きな貢献をしてこられた」と紹介した。
教育、文化交流において、埼玉県日中友好協会は97年から、中崎さんと共に、山西省に■社県(■は木へんに諭のつくり)白北希望小学校、牌坊希望小学校、五台県上陽村希望小学校など、希望小学校(中国の貧困地域に民間のお金と寄付で作る学校)6校の建設を援助してきた。中崎さんは代表団を引き連れて、または一人でそれらの希望小学校を何度も訪問し、お金や物資を寄付し、教師や生徒と友好交流も行ってきた。また、山西省と埼玉県の学生の相互訪問、交流を積極的に企画してきた。
中崎さんは、貢献賞を授与されたことに感謝の言葉を述べ、「国際交流において、私はほとんどの精力を中国に傾けてきた。毎回中国に来た時は、観光などに時間を使うのではなく、全身全霊で仕事をしてきた。ここ数年、私がしてきたことは小さな事。でもこんな大きな賞をもらい、とても光栄だ。日中友好は永遠のテーマで、私が永遠に追求している事業でもある。今後、山西省と埼玉県間の学生交流を積極的に企画し、日中友好の継承者を育成したい」と語った。
また、山西省の印象について、「山西の人はとても親切。小麦粉で作った山西の食品がとても好きで、特に餃子が好き。小麦粉を練って、捏ねて、それを麺棒で丸く伸ばして作る餃子の皮は、私にとってはとても珍しいもので、興味深い」と話した。(提供/人民網日本語版・編集KN)
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