<四川大地震>決壊の恐れ高まるせき止め湖、住民70万人に危険―中国

Record China    2008年5月26日(月) 23時15分

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25日、中国水利部が発表したところによると、現在、四川省内には震災による土石流が川をせき止めて形成されたせき止め湖が34か所あり、その決壊などによる被災の危険が及ぶ住民は70万人に上る。写真は北川チャン族自治県の堰止湖。

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2008年5月25日、中国国務院新聞弁公室による記者会見で水利部副部長・鄂竟平(ウァ・ジンピン)氏が、四川大地震に関わるダム決壊防止や安全な飲料水の供給などについて語った。中国網の報道。

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同氏によると、四川省内には、震災による土石流が川をせき止めて形成されたせき止め湖が34か所あり、その決壊などによる被災の危険が及ぶ住民は70万人に上る。

また、省内には1803か所のダムがあり、そのうち69か所に決壊のリスクがある。決壊には至らずとも、何らかのリスクを抱えるダムは1734か所と、省内のダムのほとんどに上る。

なお、同省内外で飲料水の給水設備は約5万か所が損壊を受けており、農村人口の955万人が影響を受けている。(翻訳・編集/愛玉)

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