<四川大地震>1か月内の校舎調査を約束、遺族の大陳情団に―徳陽市

Record China    2008年5月27日(火) 17時56分

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26日、倒壊した校舎により子供を亡くした家族が、上級機関に陳情を行った。副市長と家族が面会し、調査が約束された時、突然大きな揺れが起きたという。写真は四川省綿竹市の被災地。

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2008年5月26日、南方都市報によれば、倒壊した校舎により子供を亡くした家族が、現地の市政府のさらに上級機関に陳情を行うという事態に至っている。

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四川省綿竹市五福村の小学校では、校舎の倒壊により127人の小学生が犠牲となったが、校舎の設計に問題があったのではないか、との疑念が持ち上がった。家族たちは学校に霊壇を設け、関係部門による校舎の調査を待ち続けていたが、いっこうに進展しないことから、25日、子供を亡くした家族100人以上が陳情を行うため、綿竹市の上級機関に当たる徳陽市に向かった。

家族たちは徳陽市の副市長が面会し、1か月以内に小学校の校舎に問題がなかったか調査を行うことを約束し、「違法行為を行った者がいれば法廷に送る!」と明言。また、綿竹市がすでに調査団を派遣し、徹底的に調査を行うことになっていると伝え、家族のうち3人が調査団に同行することになった。調査により、校舎に問題が見つかれば、遺族に賠償が行われることも決まった。

家族と副市長が面会している最中、突然大きな揺れが起きたという。(翻訳・編集/岡田)

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