<四川大地震>「地震博物館」、北川県が最有力候補地―中国

Record China    2008年5月28日(水) 14時39分

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27日、中国国家文物局の幹部が、「地震博物館」の場所は北川チャン族自治県になり、館外には犠牲者の名を刻むモニュメントが設けられることを明らかにした。写真は北川チャン族自治県の被災地。

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2008年5月27日、南方網によれば、四川で被害を受けた文化財の調査を担当する専門家グループを率いる国家文物局の童明康(トン・ミンカン)副局長が26日、四川大地震博物館の建設計画について語った。

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温家宝(ウェン・ジアバオ)総理が被災地に「地震博物館」を建設することを明らかにしたが、こうした考えが社会全体の流れに合致しているとして、国家文物局と関係部門が博物館の建設計画に着手し、博物館の設計案について、ひろく意見を求めていくとの考えを明らかにした。また、博物館の建設場所はおそらく北川チャン族自治県になるだろうとした。

計画では、博物館周辺には地震で倒壊した建物も保存される。安全面を考慮した上で、可能なかぎり見学者が廃墟の中にも入れるようにし、廃墟の中に閉じ込められる感覚を体験できるようにするという。館外には、犠牲者の名を刻むモニュメントが設けられる。

館内には、見学者が地震発生当時の状況を擬似的に体験できるような設備を設け、地震が発生した際の知識を身につけられるようにし、犠牲者の持ち物や救助に使われた道具、地震や救援活動の写真、記事、映像などの資料が展示されるという。(翻訳・編集/岡田)

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