Record China 2008年5月29日(木) 9時9分
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27日、震災孤児の養子縁組を申し出る電話が殺到している。被災地の状況が落ち着き次第、養子縁組を四川省民政庁が開始することになっているが、一方で障がいを負った子どもや独居老人も多数いるが、心配する電話は少ないという。写真は綿陽市の被災地の子ども。
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2008年5月27日、重慶晨報によれば、震災孤児の養子縁組を申し出る電話が全国から殺到している。ある人は、1週間電話し続け、ようやく電話がつながったほど。直接現地に赴く人も少なくない。
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震災孤児の養子縁組のため、四川省民政庁に設けられたホットラインは、ボランティアが24時間態勢で対応している。担当者によれば、養子縁組の申し出は国内のみならず、アメリカやシンガポールなど海外から国際電話でもかかってくるという。
省民政庁によれば、被災地の救援活動が落ち着き次第、震災孤児の養子縁組を始める方針になっている。現在、養子縁組を申し出ている家庭または個人の数は2万件以上で、今後もさらに増えるものと見られている。新華社の報道によれば、震災孤児と両親が行方不明になっている子どもは、25日までに5498人にのぼっている。
震災孤児は、まず親類が引き取ることが優先され、次に居住地区の市民、同省市の市民の順に養子縁組が行われ、基本的に他の省や台湾、香港、海外での養子縁組は行わない方針だが、状況により可能性がないわけではないという。
しかし一方では、25日までに、被災地の独居老人と家族が行方不明の老人は4797人にのぼっているが、省民政庁の関係者によれば、震災で障がいを負った子どもや老人を心配する電話は少ないのだという。(翻訳・編集/岡田)
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