警察の極秘資料が漏洩、潜入捜査官の情報がネットに流出!―香港

Record China    2008年5月29日(木) 13時25分

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28日、香港警察当局の極秘資料がネット上に流れているのを、あるネットユーザーが発見した。資料には麻薬取引などを捜査していた潜入捜査官の情報なども含まれており、当局が流出原因を捜査している。写真は香港警察。

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2008年5月28日、西部網によれば、香港であるネットユーザーがネットから音楽ファイルをダウンロードしていたところ、香港警務処の極秘資料6件がネット上に流れているのを発見した。

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資料には捜査現場の潜入捜査官がMDMA(エクスタシー)など麻薬の密売買捜査を行った全過程が含まれていたほか、警務処処長が人事課長だった2000年当時に書いた人事資料も含まれていた。情報が漏洩したことで、潜入捜査官の生命が危険にさらされる可能性が高いことから、香港警察当局は事態を重く見て、27日、警察内部のコンピュータから情報が漏れた可能性も含め、全力を挙げて捜査が行われている。

極秘資料を発見したネットユーザーは「Foxy」というP2Pファイル交換ソフトを使って音楽ファイルをダウンロードしていたが、警察内部のコンピュータにも同じソフトがインストールされている可能性があるという。Foxyには標準で“暴露機能”が備わっており、指定以外のファイルも勝手に共有してしまうことがあることから、度々、情報漏洩の原因となっている。

また、香港では近年来、香港大学の学生が無くしたUSBメモリーから交際していた女性との個人的な画像がネット上で流出するなど、情報漏洩事件が多発している。(翻訳・編集/岡田)

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