<北京五輪>テロ対策より厳重!?3段階でハエ・蚊退治―北京市

Record China    2008年5月29日(木) 11時4分

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28日、北京市愛国衛生運動委員会は、オリンピックを成功へと導くため、北京市では「ハエや蚊、ねずみなど伝染病を媒介する動物」に関して3つのレベルに分けて対応すると発表した。 写真は25日のテスト大会。

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2008年5月28日、「中国新聞網」によると、先日行われたオリンピック会場のテスト使用の際、会場内にハエや蚊が目立った件に関し、北京市愛国衛生運動委員会事務室の劉澤軍(リウ・ザージュン)主任は「オリンピックを成功へと導くため、北京市ではハエや蚊、ねずみ、ゴキブリなど伝染病を媒介する動物に関して3段階に分けて防備していく」と発表した。

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伝染病の媒介動物防備のための第1段階とは「北京市内全体の屋外環境に関し、すべての媒介動物が存在する密度について法定基準をクリアすること」。第2段階とは「オリンピック会場周辺2キロ以内に関しては法定基準をクリアするだけでなく、ハエと蚊の幼虫の存在密度について法定基準の2倍のレベルをクリアすること」。第3段階とは「オリンピック会場内は法定基準の2倍のレベルをクリアするだけでなく、ハエと蚊とネズミについては完全に存在しない状態にすること」を意味するという。 

劉主任は「様々な媒介動物の習性や制御方法について2年前から大々的に研究を行ってきた。媒介動物に関する制御計画だけでなく、技術指針や具体的な対応方法などもすでに完成している」と語った。また、今後の具体的なスケジュールとして、5月29日から第1回目のオリンピック会場の一斉検査を行い、6月20日頃からは北京市で「媒介動物の撲滅キャンペーン」を展開することを明らかにし、オリンピックまでには万全の態勢を作り上げることに自信を示した。(翻訳・編集/HA)

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