Record China 2008年5月30日(金) 13時3分
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28日、香港紙・文匯報は7年にもわたりインターネット上で流行が続く「人肉捜索」についてのコラムを掲載した。写真はグーグルがエイプリルフールに公開したジョークサイト「グーグル人肉検索」。
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2008年5月28日、香港紙・文匯報は7年にもわたりインターネット上で流行が続く「人肉捜索」についてのコラムを掲載した。中国新聞社が伝えた。
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人肉捜索とはネットユーザーの協力によりある人物の個人情報を特定すること。その起源は7年前にさかのぼる。2001年、あるネットユーザーが掲示板に美女の写真を貼り付け、自分の彼女だと称した。それを見たユーザーはすぐに女性が香港のタレント・陳自瑶(ヨヨ・チャン)だと指摘、彼女の個人情報まで公開された。これこそが今なおネットを揺るがす「人肉捜索」の起源だという。
アクセス数44万、書き込み数2万件、多くのマスメディアの関連報道。これほどの関心を集めた事件が2000元(約3万円)の香水購入代金未払い事件だと誰が想像できるだろうか。数千元どころか数十万、数百万元の代金未払い事件もありふれたものだが、ひとたびネットで注目が集まれば大騒ぎとなる。代金未払いの女性は多くのユーザーの“協力”により、写真、身分証番号、学籍番号、テストの成績、携帯電話の番号まですべてが公開されてしまった。先日、四川大地震被災民を侮辱する映像をアップした女性をはじめ、「人肉捜索」の餌食となった者は後を絶たない。
日本でも個人情報を公開される事件は少なくないが、中国と比べれば公開される情報の範囲は比較的狭い。中国では、個人情報保護の関連法規が未整備であること、携帯電話番号などの個人情報をネットに公開しているケースが多いことなどが原因と見られる。(翻訳・編集/KT)
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