<中華経済>香港住民の本土での口座開設急増を警戒、預金審査を強化―中国

Record China    2008年5月29日(木) 19時7分

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29日、国家外貨管理局と中国銀行業監督管理委員会はこのほど深セン市内の銀行に対し、海外とりわけ香港住民の外貨建て預金の審査を強化し、人民元・外貨の預金状況を報告するよう要請した。

2008年5月29日、28日付毎日経済新聞によると、国家外貨管理局と中国銀行業監督管理委員会はこのほど深セン市内の銀行に対し、海外とりわけ香港住民の外貨建て預金の審査を強化し、人民元・外貨の預金状況を報告するよう要請した。人民元の対米ドル相場の上昇に伴い、08年に入り香港住民が中国本土の銀行で口座を開設する動きが加速しており、香港からの投機マネー流入を警戒しての動きとみられる。

工商銀行関係者によると、同行は約2週間前に関連の通知を受け取った。通知は、香港、本土間の送金に1回につき5000米ドルの上限を設けるなど、人民元の流出入管理の厳格化を求める内容となっている。(翻訳・編集/HI)

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