夏の電力消費に備え、公務員が「クールビズ」を実施―上海市

Record China    2008年5月30日(金) 6時55分

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29日、今夏、例年に比べ気温が35℃を上回る日が多くなる見込みである上海市で、関係部門は、公務員に対し、エアコンを使用場所ではスーツを着用しない、いわゆる「クールビズ」を実施するよう定めた。

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2008年5月29日、上海の解放網によると、気象部門の予測では、今夏、上海は例年に比べ気温が35℃を上回る日が増える見込みであるという。夏のピーク時の安全で安定した電力供給のため、関係部門は、上海市の公務員に対し、エアコンの設定温度を26℃以上とし、エアコンを使用している場所ではスーツを着用しない、いわゆる「クールビズ」を実施するよう定めた。

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上海電力は、6月15日から9月23日までを夏の電力消費のピークとしている。気象部門の予測によると、この間、上海市では、35℃以上の天気が24から30日間におよび、気温が高い日では39℃から40℃に達する見込みだという。

専門家は、夏季のエアコンの集中使用が、電力負荷激増の主な原因としている。夏季の安全で安定した電力供給のため、関係部門は上海市の全公務員に対し、特別に許可を得た場合を除き、室内のエアコンの温度を26℃以上に設定し、エアコンを使用している場所ではスーツを着用しない「クールビズ」を実施するよう定めた。

日本では、2005年に小泉政権下の環境省がクールビズを大々的に提唱、各電力会社は、エアコンの設定温度を28℃に設定するよう呼びかけている。(翻訳・編集/山口)

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