Record China 2008年5月31日(土) 3時51分
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29日、あるサイトで「ネットユーザーが注目した5月の10大デマ」が発表され、10件のデマのうち四川大地震や自然災害に関連するものが6件もあったという。写真は余震を恐れて外で寝る成都市民。
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2008年5月29日、「中国新聞網」によると、あるサイトで「ネットユーザーが注目した5月の10大デマ」が発表され、10件のデマのうち四川大地震や自然災害に関連するものが6件もあったという。
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この「ネットユーザーが注目した5月の10大デマ」は網民雷達(WWW.2007times.com)というサイトであるユーザーが発表したもので、主な内容は次の通り。
デマその1.「9月に海南島で大津波が発生する」
解説―このデマを流したのはブラジルのある中学の英語教師で、彼は自分のホームページを開設し、大量のバナー広告などとともに「過去の予言の成果」を載せ、予言は「夢のお告げだ」と嘯(うそぶ)いているという。
デマその2.「成都市の水は汚染されていて飲めない」
解説―四川大地震後、騒ぎに乗じて一儲けしようとしたミネラルウォーターの販売業者が流したデマ。
デマその3.「広東省でマグニチュード9.4の地震が起こる」
解説―19歳の青年が面白半分に発信したメールが原因。青年はすでに逮捕され、10日未満の拘留をされるという。
デマその4.「外国企業は中国に進出して儲けているのに、四川大地震への義援金を出さない」
解説―根拠のない完全なデマ。商務省によると、外資企業、多国籍企業、香港、マカオ、台湾の企業などがこれまでに献金した額は、28日現在の速報ベースで、現金約28億元(約420億円)、物資など約6億元(約90億円)に上っている。
デマその5.「エイズウイルスを使ったテロが発生した」
解説―デマの内容は「広東省公安庁の緊急通知によると、テログループが広東省でエイズウイルスを使った針で襲撃、すでに4人は逮捕されたが、まだ3人が潜伏中」というもの。(翻訳・編集/HA)
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