Record China 2008年5月30日(金) 12時16分
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2008年5月29日、四川大地震で多くのケガ人が入院している被災地の病院に、「ニセ綿」が詰められた不良品の掛け布団300枚が救援物資として送られていたと報じられた。写真は16日、綿陽市の避難所。
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2008年5月29日、四川大地震で多くのケガ人が入院している被災地の病院に、「ニセ綿」が詰められた不良品の掛け布団300枚が救援物資として送られていたと報じられた。中国新聞社(電子版)が伝えた。
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国家質量監督検験検疫総局(質検総局)によると、震災で多くのケガ人を収容している四川省江油市の長鋼総医院に18日、陝西省宝鶏市の企業から救援物資として運び込まれた300枚の掛け布団が、全て「黒心綿」と呼ばれる「ニセ綿」が入れられた不良品であることが発見された。現地の地震対策総本部はすぐにトラックで返送、宝鶏市政府地震対策本部に報告した。
同市の品質検査員は押収した300枚から抜き取り検査を実施し、確かに「ニセ綿」布団であると判定。最高人民法院が公布した「被災地の社会秩序を守るための通知」などにのっとり、刑事責任を追及していく方針を示した。
これを受けて質検総局は28日、「被災地におけるニセモノ物資取り締まりに関する通知」を公布。被災地および復興で使用される製品の安全確保に乗り出した。同局は早速、被災地における品質検査を実施したが、大部分は合格品だったと伝えられた。(翻訳・編集/NN)
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