Record China 2008年6月2日(月) 6時55分
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5月31日、四川大地震で被災したアバ・チベット族チャン族自治州では、九寨溝や黄龍などの世界遺産は地震の被害が小さかったことから、7月までに一般公開出来るよう国家観光局に申請している。写真は03年撮影の九寨溝。
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2008年5月31日、四川省アバ・チベット族チャン族自治州の劉文芝(リウ・ウェンジー)副州長によると、四川大地震で被災した同自治州の観光や文化への打撃は大きいが、九寨溝や黄龍などの世界遺産は地震の被害が少なかったことから、これらの地への観光を7月までに再開したいとしている。新京報が伝えた。
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劉副州長によれば、観光は州の重要産業であり財源となっている。今回の地震では、観光地の入場料収入が70億元(約1050億円)以上の減収となったが、松藩など多くの観光地は地震の影響を受けなかった。例えばこの州には4つの世界遺産があるが、被害を受けたのは臥龍だけだった。
観光客にとっては観光地のインフラが被害を受けていないか気がかりだが、それらの観光地にあるホテルやケーブルカーなどの施設はどこも問題なく、検査の結果、現在正常に使用可能だという。但し震源地に近い[シ文]川(ぶんせん)、理県、茂県などの地の観光地や文化財は大きな被害を受けており、それらの具体的な被害状況は現在調査中。
現在、これらの観光地のケーブルカーは正常運行出来る状態で、甘粛省蘭州市から南へ通じる道も開通している。その他の道路は現在修復中。四川省の観光は現在中国国家観光局により一時停止するよう宣告されており、アバ・チベット族チャン族自治州は一部の観光地について、6、7月には再開出来るよう申請を出し、現在回答待ちの状態とのこと。(翻訳・編集/中原)
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