<四川大地震><続報>失踪ヘリの捜索活動に4000人を動員―四川省

Record China    2008年6月1日(日) 23時29分

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6月1日、前日5月31日午後に消息を絶った四川大地震の救援ヘリコプター1機の行方は依然としてわからず、中央政府は現地で4000人を動員し、空と陸の両面から徹底した捜索を展開すると決定。写真は30日、北川チャン族自治県で被災者を避難させる済南軍区のヘリ。

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2008年6月1日、中国共産党中央政治局委員、中央軍事委員会副主席の郭伯雄(グオ・ボーシオン)氏は同日四川省成都市入りし、成都軍区関係部門幹部、四川省政府関係者と緊急会議を開いた。同氏は行方不明の救援ヘリコプター1機の捜索について「動かせるだけの人員を動かし、捜索範囲を広げ、全力を尽くす」と決定。これにより4000人以上を動員して、空と陸の両面から徹底した捜索が行われることに。「中国新聞網」が伝えた。

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5月31日午後、成都軍区のヘリ1機が第三軍医大学の防疫専門家を理県へ派遣する任務を終えて成都へ戻る途中、濃霧と乱気流に見舞われ[シ文]川県映秀村付近で消息を絶った。この連絡を受けて成都軍区はただちに26の捜索班兵士329人を現地に派遣。軍用ヘリ2機が5回出動し、現地周辺を上空から捜索した。

該当ヘリが墜落したと思われる場所は、高山峡谷地帯で深い森になっており、悪天候も重なり捜索活動は困難を極めている。現在に至るまで、同機は発見されていない。(翻訳・編集/本郷)

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