観光名所の湖が汚染、美観を損ない人体にも影響が―貴州省貴陽市

Record China    2006年8月15日(火) 16時56分

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美しかった湖の景色も、黒い斑点の出現により損なわれてしまった。

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2006年8月13日、貴州(きしゅう)省貴陽(きよう)市の紅楓湖(フンフォンフー)観光地。1988年には「国家レベルの大観光地」ともてはやされたこの場所も、1990年代から周辺地域に建設された工業工場が原因で、湖の生態に著しい変化が生じてきた。湖底には大量の窒素や燐含有の有機物がたまり、この結果上空から眺めた際に黒い斑点が目立つようになった。この水を飲用に利用していた周辺の住民たちも、血液関係の病気にかかったり神経痛などの症状を訴えたりすることが多くなったため、貴州省では巨額の資金を注入して浄化プロジェクトを実行しているが、成果は挙がっていないようだ。

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