<シャロン失言>マスコミの「ねじ曲げ報道」を批判―中国の人気作家

Record China    2008年6月2日(月) 15時10分

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1日、ハリウッド女優・シャロン・ストーンが四川大地震を「カルマ(=業)」と発言し、中国全土でシャロン批判が吹き荒れる中、人気若手作家の韓寒氏が「最大の元凶は、マスコミ報道のねじ曲げ」とする見解を自身のブログで明らかにした。写真は韓氏。

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2008年6月1日、ハリウッド女優・シャロン・ストーンが四川大地震を「カルマ(=業)」と発言し、中国全土でシャロン批判が吹き荒れる中、人気若手作家の韓寒(ハン・ハン)氏が「最大の元凶は、マスコミ報道のねじ曲げ」とする見解を自身のブログで明らかにした。芸能ニュースサイト「網易娯楽」が伝えた。

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韓氏は今回の事件を、「シャロンは発言の時間、場所、そして話す相手を間違えた」と指摘。「中国メディアが自分達に都合の良い部分だけをかいつまんで報道した結果、本来の趣旨とは違った内容で伝わってしまった」と弁護、「シャロンこそが被害者だ」と言い切った。

また、多くのネットユーザーが「シャロンはニセ人道主義者」などと批判している件に対し、「それでは、中国人は全員ホンモノの人道主義者なのか?」と反問。「他人にばかり厳しく求めるのはおかしい」と一方的な「シャロン批判」に疑問を呈した。

韓氏は1982年生まれの新進作家。デビュー作「三重門」で現代の中高生の実態をありのままに描き、大ベストセラーを記録。その後も若者のカリスマとして人気を博している。上海出身。プロのレーサーでもある。(翻訳・編集/NN)

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