2008年6月1日、国際線を運航する多くの航空会社が加盟するIATA（国際航空運送協会）が、紙の航空券を廃止する完全な「eチケット（電子航空券）」化したのに伴い、中国でも一部を除き紙の航空券の発行が停止された。新華社通信（電子版）が伝えた。

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中国では05年4月、中国民航信息網絡股[イ分]有限公司（中国航信）とIATAが提携協定を締結。eチケットの完全移行に向け、準備を進めてきた。中国航信は航空産業向けの情報通信ソリューション企業。

チケットレスになることで、航空会社は大幅なコスト削減が可能に。利用者にとっても紛失時の再発行が簡単になるなど、利便性が高い。天津浜海国際空港によると、領収書が必要な旅客は座席の予約後7日以内にチケット窓口に申し出れば、必要な書類を作成してくれるという。（翻訳・編集/NN）