<四川大地震>「地震博物館」建設へ、候補地選びで専門家らが現地視察―四川省

Record China    2008年6月4日(水) 10時28分

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6月3日の報道によると、四川大地震の悲惨さを後世に伝えるため、地震記念碑や地震博物館の建立が計画されているが、その建設地選びのため、専門家らがこの3日から3日間の予定で現地を視察している。写真は地震後の北川チャン族自治県。

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2008年6月3日、成都市の「成都商報」と「四川新聞網」が四川省文物局の発表として伝えたところによると、四川大地震の被災地に建設予定の「地震博物館」の候補地選定のため、同日から3日間の予定で専門家チームが都江堰市、綿竹市、綿陽市、青川県などの被災地を視察している。

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この構想は、大地震の犠牲者を悼み、被害の大きさと官、民、軍が一丸となって被災者の救援活動にあたったことを記録するため、地震発生源となった竜門山断層帯に沿って記念碑、記念館、博物館などを建設しようというもの。将来的には世界文化遺産に登録申請することも視野に入れて建てるべきだとの意見もある。

これらの施設には、破壊された建物や犠牲者の遺品をはじめ、救援に参加した軍、警察、政府職員、ボランティアの活動を伝える物や資料、標語や垂れ幕、数多くの報道写真など、多岐にわたる展示物を収める予定で、収容物は合わせて10万点は下らない、と関係者はみている。(翻訳・編集/本郷)

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