<四川大地震>「悲しみに共感しよう」、心のケア訴える―香港紙

Record China    2008年6月5日(木) 15時5分

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3日、四川大地震で大きな被害を受けた被災者にとって、「心のケア」が最も必要だとする論評が発表された。胡錦濤・国家主席らの被災者との接し方が心理学的に「専門的だった」という。写真は震災から15日目の27日、心のケアを受ける子供達。

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2008年6月3日、香港紙「大公報」は、四川大地震で大きな被害を受けた被災者にとって、「心のケア」が最も必要だとする論評を発表。胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席と温家宝(ウェン・ジアバオ)首相の被災者との接し方が心理学的に見て「とても専門的だった」と賞賛した。「中国新聞社」(電子版)が伝えた。

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記事では、胡主席や温首相が被災した子供達に「スキンシップ」で激励したと紹介。「これは心理学的に見て、被災者の心を癒すのにとても適した行為。専門知識をわきまえている」と賞賛した。一方、これまで一般国民にとってあまり馴染みのなかった「心のケア」について、「中国人はこの震災でその大切さを学んだ」と指摘した。

また、「被災後10日から15日の間が、カウンセリングを行うのに適した時期」とする心理コンサルタントのコメントを掲載。「救援隊やマスコミも、事前に心理学の専門知識を学ぶ必要がある」と強調した。また、「中国人のプライドを持って頑張れ」と励ますのではなく、「良く頑張ったね。偉いね」と温かく声を掛けるなど、細かく例を挙げて紹介。心に傷を負った人が元気を取り戻すには「周囲の助けが不可欠」と強調した。(翻訳・編集/NN)

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