Record China 2008年6月5日(木) 22時9分
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“呉中第一の名勝”と称される蘇州市郊外の虎丘にある“剣池”の水が20年ぶりに抜かれた。言い伝えでは、この池は呉王闔閭の墓の入口だという。伝説の真偽について、検証が行われるか。写真は虎丘。
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2008年6月4日、中国新聞網によれば、“呉中第一の名勝”と称される蘇州市郊外の“虎丘”にある“剣池”の水が20年ぶりに抜かれた。言い伝えではこの池は、紀元前496年に世を去ったとされる呉王闔閭(こうりょ)の墓の入口だという。
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虎丘は2500年もの歴史を持ち、宋の時代の詩人、蘇軾(1036-1101)もその景観を称え詩に詠んでいる名勝。その虎丘にある“剣池”は虎丘観光の目玉となっており、随所に各時代の詩人、書道家の足跡が残されている。地方誌の記述によれば、剣池は「絶えず涸れることなく澄み切った水が湧き出る」とされ、“天下第五泉”とも評されている。また1961年には、全国重点保護文化財にも認定されている。
その剣池の持つ最大の魅力は、池の下に呉王闔閭の墓があるという言い伝えで、“剣池”という名称も、闔閭王が生前に好んだ金の剣が副葬品として埋葬されたことに由来しているという。また、剣池は闔閭王墓の入口だとする伝説もある。
専門家による度重なる調査が行われ、実際には過去に何度も涸れたことが確認されているものの、王墓の謎については未だ明らかにされていない。今回、再び池の底が現れたことで、闔閭王墓の調査が行われるのでは?との期待の声も出ている。虎丘観光区の責任者によれば、すでに様々な構想が練られているとのことで、担当部門の報告を待って正式決定するという。(翻訳・編集/岡田)
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