Record China 2008年6月7日(土) 14時53分
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6月5日の報道によると、北京市民が自分の住居である「四合院」(庶民の住む伝統的家屋)を取り壊しから守るために起こしていた行政訴訟で勝訴、保存措置を勝ち取った。写真は北京の「胡同」。
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2008年6月5日、新華網の報道によると、北京市の郭さんは自分の住居である四合院(庶民の住む伝統的家屋)を取り壊しから守るために起こしていた行政訴訟で勝訴、保存措置を勝ち取った。
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郭さんの住む四合院は北京市指定文化財の正乙祠(300年以上の歴史がある劇場)の西側にあり、築100年の歴史を持つ。かねて取り壊しの話が出ていたが、07年7月、郭さんは裁判所に訴状を提出。取り壊しは文化財保護法の規定に違反しており、また、区建設委側の法定手続きにも瑕疵があると訴えた。
審理の過程で、区建設委は北京市文物局(文化財保護部門)による保存の決定を知りながら、この四合院を指定文化財範囲内から除外し、取り壊しを許可していたことがわかった。
判決ではこうした区建設委側の姿勢を問題視。「環境改善と文化財保護の原則の下、審査を行わなければならないのに、この職責を果たさなかった」と非難、取り壊し決定は関連する法に合致しないとした。
これにより、この取り壊し許可証は無効となり、この四合院は保存への道が開かれることとなった。(翻訳・編集/YY)
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