<四川大地震>震災孤児、最終的に1000〜2000人へ―中国

Record China    2008年6月9日(月) 17時41分

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7日の報道によると、中国民政部は記者会見で、今回の大地震による孤児は最終的に1000人以上2000人以下になる見込みだと発表した。写真は被災地の避難キャンプの子ども。

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2008年6月7日、中国青年報の報道によると、中国民政部は6日の記者会見で、四川大地震の震災孤児について、今回の大地震による孤児は最終的に1000人以上2000人以下になる見込みだと発表した。

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5月20日の時点で、民政部は孤児及び引き取り手のない児童は4700人余りと発表していた。その後、この人数は大きく変動している。

これは、当初、地震の影響や交通・通信事情など、様々な原因により正確な人数の把握が困難だったため。孤立していた村との連絡が回復すると、孤児の人数が急に加算されるなど、統計には日々変化があるという。

また、孤児であることが確定されるまでには時間が必要。引き取り手がない子供でも、親が重傷を負い病院で治療を受けているため、引き取りに来ることができないという可能性もあるという。更に親ではなく祖父母、叔父、叔母など、法律上の保護者に当たる親戚が引き取りに来るケースも。この場合、子供は孤児である場合と孤児ではない場合がある。

現在、孤児であることが確定した子供と引き取り手のない子供は合わせて1000人余り。これに引き取られていった子供で両親を亡くした子供を加えると「孤児は最終的に2000人以下、1000人以上になる」と民政部は発表。まだ報告が入っていない地区があることも考慮し、慎重な姿勢をみせている。(翻訳・編集/YY)

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