<四川大地震>早くも大地震の特別展開催―成都市

Record China    2008年6月9日(月) 9時6分

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12日より四川省成都市の市立建川博物館は四川大地震に関連する展示物を集めた「震撼 ぶん川5.12―6.12日記」と題した特別展を開催する。写真は建川博物館。

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2008年6月12日より四川省成都市の市立博物館・建川博物館は四川大地震に関連する展示物を集めた「震撼 [シ文]川(ぶんせん)5.12―6.12日記」と題した特別展を開催する。8日、新聞晨報が伝えた。

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同館の樊建川(ファン・ジエンチュワン)館長によると、同特別展は地震発生以来の救援活動を日記の形式で再現した。展示室のデザインは五輪メインスタジアム「鳥の巣」の中国側担当の建築家・李興剛(リー・シンガン)氏が担当した。特別展オープン時点で展示会場は未完成だと言うが、樊館長は「廃虚のような悲壮感を出すことができ、特別展のテーマに合致している」と話している。

展示物は1000点を超え、地震で破壊された政府機関の文書棚、がれきの下から発掘された学生の日記、救援に駆けつけた人民解放軍の軍旗などが陳列される。樊館長は「子どもを守って亡くなった母親が最後に「愛する息子よ、生き延びられたら覚えていて欲しい。ママがおまえを愛していたことを」とメッセージを記した携帯をぜひ展示したかったが、見つかっていない」と残念そうに話した。

しかし樊館長が熱望していた、震災当日に現地入りし指揮を取った温家宝(ウェン・ジアバオ)総理関連のグッズは入手に成功、ハンドマイク、地図などが展示されるという。特別展は12日から30日間無料開放される。(翻訳・編集/KT)

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