Record China 2008年6月11日(水) 5時50分
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9日、「08年中国大学ランキング」が発表され、1位・2位はそれぞれ清華大学・北京大学の2校が飾った。10年目となるこのランキング、その影響力に賛否両論が出てきた。写真は清華大学。
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2008年6月9日、「2008年中国大学ランキング」が発表され、1位・2位はそれぞれ清華大学・北京大学の2校が飾った。大学入試が終わったばかりのこの日、深センで発表されたこのランキング、1999年以来10年目を迎える。南方日報が伝えた。
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清華大・北京大の地位は揺るぎないが、総合ランキングの3位以下では変動があった。昨年5位の浙江大学は3位に上昇。以下、中国科学技術大学、南京大学、復旦大学、上海交通大学、北京師範大学、ハルピン工業大学、南開大学、中国人民大学が続いた。また、昨年10位だった中山大学は18位に急落した。
ランキングの元となったアンケートは各大学の学長、卒業生、著名学者、高校の校長などに2561部配られ、有効回答数は473部、18.47%にのぼり、「大学の名声」「新入生の能力」が大事な調査項目となる。今年は「名声」という面では多くの専門家へのヒアリングも行われた。
だが、全人大でも話題になるほど、ランキングの影響力には賛否両論ある。学生やその家族を消費者ととらえ、高等教育を消費活動と見なす可能性があるとの批判があるためだ。つまり、人気上位の大学が多くの学生を「集客」できるようになる。
一方、大学側は現在、調査に非常に友好的だ。ランキング上位になれば、学生を集めることができる。今回、各大学にアンケートを739部配布したところ、北京大学などを含む222の大学から回答があったという。(翻訳・編集/小坂)
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