2008年6月10日、4年前に台湾総統選を「コメディだ」と発言し、その後台湾を訪問していなかったジャッキー・チェンが、書面による声明を発表。今年12月に行われる映画賞「金馬奨」への出席を一部の政治家から拒否されている件について、反論した。中国評論新聞が伝えた。

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今年の「金馬奨」開催地・台中市の胡志強市長は先月末、ジャッキーの「コメディ」発言について、「政治を映画芸術に持ち込むべきではない。（金馬奨への）参加は控えてほしい」と発言。“もしやって来たら、激しい抗議を受けるだろう”と強い口調で述べた。ジャッキーの妻で元女優のジョアン・リン（林鳳嬌）は台湾出身のため、「夫人の参加はもちろん歓迎する」と話している。

これら批判についてジャッキーは10日、「今まで政治に干渉したことは一切ない」と反論。「コメディ」発言については、「メディアが言葉を誇大に表現したもの」と説明し、「金馬奨」への参加に関して、「スケジュールが合えば、ぜひ参加したい。これは映画の祭典であり、政治が芸術に関与しないことを希望する」と述べている。（翻訳・編集/Mathilda）