<四川大地震>せき止め湖の決壊回避で24万人が帰郷―四川省唐家山

Record China    2008年6月12日(木) 12時10分

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11日、四川大地震によって発生した34か所のせき止め湖について、決壊のリスクはすでに回避されたと発表された。11日午後4時には唐家山せき止め湖の危機警報が解除され、24万人の避難民が帰宅の途についた。写真は排水開始後の唐家山せき止め湖。

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2008年6月11日、四川大地震によって発生した34か所のせき止め湖について、決壊のリスクはすでに回避されたと発表された。中国人民解放軍総参謀部などが出席した国務院新聞弁公室による記者会見で明かされた。人民日報が伝えた。

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武装警察部隊司令部作戦勤務部の文志雄(ウェン・ジーシオン)副部長によると、34か所のせき止め湖のうち、武装警察部隊は19か所の危機回避にあたった。同水電部隊が5月22〜31日にかけて、24時間体制で唐家山せき止め湖の排水路建設に着手した。余震、土石流、酷暑などに耐えながら、700人の作業員が連夜、数十kmの道のりを徒歩で運搬した爆薬は3t、ディーゼル・オイルは1tに及ぶ。

最大のせき止め湖である唐家山は、6日深夜に開始した排水路からの排水作業により、10日午前には決壊の危機を脱したことが確認された。11日午後4時には危機警報が解除され、綿陽市、遂寧市の24万人の避難民が帰宅の途についた。(翻訳・編集/愛玉)

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