Record China 2008年6月12日(木) 17時12分
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11日、唐家山せき止め湖で排水が行われているが、その下流域のフー江、嘉陵江の重慶エリアにおける水質に影響が出ていないことが、重慶市環境観測センターによって明らかにされた。写真は同日、長江の重慶エリアでの水位調査。
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2008年6月11日、重慶市環境観測センターによると、11日午後5時(現地時間=以下同)までの観測データによれば、●江(●はさんずいに倍の右側=以下同)、嘉陵江の重慶エリアにおける断面水質に、唐家山のせき止め湖での排水による影響は出ていないことが明らかになった。中国新聞社が伝えた。
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10日の深夜から、唐家山のせき止め湖で大規模な排水が開始されたが、せき止められていた水は11日朝には●江を通じて重慶市潼南県に、11時頃には同市北碚区に到達。その後、同市合川で嘉陵江へと流れている。
唐家山のせき止め湖が決壊し、洪水が発生する可能性も高いとして、重慶市環境保護局が11日、市レベル環境緊急対策プランを始動させていた。これを受けて同局環境観測センターが、●江、嘉陵江の水質観測を強化。せき止め湖での排水が開始されてからは、4時間に1回だった観測を1時間おきに増やしているという。
11日夕までの観測では、重慶エリアの●江、嘉陵江で異常は認められておらず、重慶市環境保護局は、水域の断面水質に異常や変化はなく、飲用水としての水質基準内に収まっていることを確認したという。(翻訳・編集/岡田)
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