<鳥インフル>市場の鶏糞から検出、鳥を全撤去―香港

Record China    2008年6月12日(木) 16時46分

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11日、香港にある3市場で採集した鶏糞サンプルからH5N1鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを、香港特区政府が明らかにした。写真は08年4月に認可されたヒト用鳥インフルエンザワクチン。

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2008年6月11日、中国新聞社によれば、香港の3か所の市場で採集した鶏糞サンプルからH5N1鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを、香港特区政府が明らかにした。

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生きた鳥を販売する市場、商店などウイルス感染の危険性がある場所で、食物環境衛生署が一斉に鳥を処分し、徹底的な消毒が行われた。

漁農業自然管理署が記者会見を行い、最新の調査によれば、深水、保安道市場、粉峰聯和墟市場、屯門仁愛市場などで鳥のサンプル調査を行ったところ、H5N1型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表。市民の健康と安全を最優先しつつ、感染ルートの特定を急いでいるという。

また、香港食物・衛生局の周一岳(ジョウ・イーユエ)局長は、世界動物保健機関(OIE)の指示に従い、21日間、中国本土からの生きた鳥の輸入を停止するとともに、香港の養鶏場からの鳥も供給を停止するなどの措置を行うことを決定したと発表。感染ルートが特定されなければ、輸入・供給停止の措置は21日間にとどまらないとした。

衛生防護センターによれば、鳥インフルエンザの人への感染は、現在まで報告されていないという。(翻訳・編集/岡田)

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