80年代生まれ、悩みは就職と住居費―英記者

Record China    2008年6月13日(金) 21時34分

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10日、北京在住の英国人女性記者が書いた現代中国の若者に関するレポートが紹介された。これによると、80年代生まれの若者にとって就職難と住居費の高騰が一番の悩みだという。写真は08年5月、江蘇省南通市での就職説明会。

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2008年6月10日、「中国青年報」電子版の「青年参考」は北京在住の英国人女性記者Lucy Horby女史が書いた「80年代生まれの悩みは就職難と住居費の高騰」という題名のレポートを掲載。これを「新華網」をはじめとする国内新聞各社が転載して伝えた。レポートの中身を要約する。

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「今の中国の若者が最も興味を抱いているのは政治ではなく、iPodやデザイナーズブランドのジーンズ、あるいは自動車の購入だろう。彼らの関心事はもっぱら『高収入の仕事にいかにしてつくか?』であり、それは容易なことではない。

教育部の発表では、07年の大学新卒者は500万人で就職率は73%だった。今年は560万人の新卒者が就職を希望しているが、高学歴の彼らが望む高収入の職場は数が限られており、圧倒的な買い手市場が続いているのが現状。『新卒者は高収入を望むが、彼らには経験がない』として新卒者の雇用を敬遠する企業も多い。

就職先を求める大卒者が増加すると初任給は下がる。給与全体が下がることについて、大卒者の親たちは『このままでは、家も車も買えない』と嘆く。近年の好景気が不動産価格の高騰を生んだが、中国の大都市では家(マンション)や車を所有していない男性は結婚できないからだ」(翻訳・編集/本郷)

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