農村家屋の耐震性、震度8に強化へ―北京市

Record China    2008年6月16日(月) 10時16分

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15日、北京市は先ごろ、農村部で家屋を設計する際、震度8の耐震性能を保証する『農村部家屋耐震設計施工規定』を発表。新規定は7月から施行される。写真は北京郊外。

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2008年6月15日、中国新聞社が伝えたところによると、北京市は先ごろ、農村部で家屋を設計する際、震度8の耐震性能を保証するものとする『農村部家屋耐震設計施工規定』を発表した。新規定は、7月1日から施行される。

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規定を起草した北京市建築設計研究院・教授で建設部都市防災減災専門家委員会の周炳章(ジョウ・ビンジャン)委員は、「北京市の耐震基準を震度8、そのうち密雲、懐柔、昌平、門頭溝を震度7とする。北京が過去に経験した地震の最大震度と地域の地質的構造などから導き出した結論であり、大規模な地震でも、家屋が倒壊せず、生命に危険が及ばないよう設定した」と説明した。

市の広範囲を占める農村部だが、これまで建築物に関する国の技術基準が浸透しておらず、震度8の地震が発生した場合、生命および財産に甚大な被害を及ぼす恐れがあった。新規定の適用により、建築物の耐震性の強化が図られる。(翻訳・編集/SN)

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