予選敗退の損失は225億円、冬の時代迎えた中国サッカー―地元メディア

Record China    2008年6月16日(月) 19時33分

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15日、中国代表がサッカーワールドカップアジア3次予選で敗退したことによる経済的損失は約225億円に上るとの試算が紹介された。写真は中国の敗退が決まった対イラク戦。

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2008年6月15日、網易スポーツは、中国代表がサッカーワールドカップアジア3次予選で敗退したことによる経済的損失は15億元(約225億円)に上るとのコラムを掲載した。

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アジア3次予選で中国はアジアカップ王者・イラク、ドイツワールドカップで快進撃を見せたオーストラリア、帰化選手を擁し成長著しいカタールがひしめく「死のグループ」に入った。しかし第3戦までをすべて引き分けで乗り切り、6月天津市で迎えるホーム2連戦を迎えた。しかしカタール、イラクに連敗。ワールドカップの夢は無残にも散った。

網易スポーツは、今回の敗退は大きな経済的損失をもたらすと試算。ワールドカップまで勝ち進めば出場費とチケット収入だけで少なくとも1億3000万元(約19億5000万円)が得られていた。さらにアジア最終予選をホームで開催すれば、その経済効果は1試合あたり3億元(約45億円)を超えると推定される。ホーム4試合に広告収入などを含めた経済効果は15億元(約225億円)以上。今回の敗退でこのすべてが無に帰した。

さらに、敗退は中国サッカーの注目度を下げ、代表、そして中国スーパーリーグのスポンサー収入が激減することは必至。中国サッカーにとっては苦難の季節の到来と言えそうだ。(翻訳・編集/KT)

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