知的障害児と家族の搭乗拒否、航空会社に非難―中国

Record China    2008年6月16日(月) 18時42分

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14日、女優である王姫さんと知的障害を持つ子供が飛行機への搭乗を拒否されるという事件が13日に起きた。社会的弱者を差別する行為だとして、障害者団体が航空会社を強く非難している。写真は女優の王姫さん。

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2008年6月14日、現代快報によれば、13日、女優である王姫さんの子供(障害児)が中国国内のある航空会社から飛行機への搭乗を拒否されるという事件が起きた。この件について、中国知的障害者と家族の会が王姫さん親子を支援するとの声明を発表した。声明によれば、同会が専門チームを組織し、この事件に対して全面的な調査を行うという。

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同会によれば、機長が搭乗を拒否し、無理に飛行機から下ろしたのは行き過ぎた行為。王姫さん親子はごく一般的な旅客にすぎず、それまでにもロサンゼルス-北京間を含め何度も飛行機を利用しており、今回は祖母も同行していた。

13歳の知的障害児が、航空機の安全な航行に影響するはずがないとして、同会は航空会社に対して対応を迫っているという。また、王姫さん親子とその祖母を強引に飛行機から下ろした行為は、社会的弱者を差別する行為だとして強く非難。航空会社の対応のみならず、機長に対しても正式な謝罪を要求。当事者に対する経済的・精神的な補償も求めているという。

事件当初は、あまりの出来事で精神的にショックを受けていた王姫さんだが、現在は落ち着いており、航空会社側との話し合いにも応じているという。(翻訳・編集/岡田)

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