難しい外国人売買春取り締まり、ビザ厳格化で駐在員に影響―中国

Record China    2008年6月18日(水) 6時6分

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2008年6月、中国での外国人売買春取り締まり厳格化について報じられているが、非合法の性産業は広く普及しており、その取り締まりは困難と見られている。写真は強制的に売春業に従事させられていた16歳の農民子女。

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2008年6月16日、国際先駆導報は北京五輪期間中の外国人売春取り締まり厳格化について報じた。売買春が厳しく禁止されている中国だが、実際には非合法の性産業は広く普及している。

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性産業に従事している者の多くは農村など貧困地域の出身者。一部では誘拐や詐欺によって強制的に働かされている女性もいる。また、近年では外国人も多い。その出身国はロシア、ベトナム、カンボジア、タイ、東欧諸国が中心で、ロシア一国だけでも6000人の売春婦が滞在していると見られる。

中国政府は一貫して厳しく取り締まる姿勢を見せているが、目立った効果は上がっていない。特に最近では外国人売春組織が手段を巧妙化させコンドームを携帯しないなど証拠を残さないため、売春の罪状で検挙することは難しく、ビザの有効期間切れなどを理由に強制帰国させるしかない状況だという。

一方で性産業従事者を含む外国人違法労働者の取り締まり強化を目的に労働ビザ、留学生ビザの発給が厳格化され、中国の法律を守っている一般の外国人従業員、留学生に影響していると伝えられている。(翻訳・編集/KT)

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