Record China 2008年6月21日(土) 16時4分
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20日より中国全土で上映が始まったハリウッドのアニメ映画「カンフーパンダ」。しかし四川省の芸術家のクレームにより、四川省の全ての映画館ではしばらく上映を見合わせることとなった。中国新聞ネットが伝えた。写真は18日、上海での公開記念イベント。
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2008年6月20日より中国全土で上映が始まったハリウッドのアニメ映画「カンフーパンダ」。しかし四川省の芸術家のクレームにより、四川省の全ての映画館ではしばらく上映を見合わせることとなった。中国新聞ネットが伝えた。
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「カンフーパンダ」を排除せよと要求したのは、四川省の芸術家趙半狄(ジャオ・バンディー)氏。彼によれば、「カンフーパンダ」は「中国の国宝とカンフーを盗み、中国で儲けようとしている」ことと、問題発言で物議を醸したシャロン・ストーンと同じハリウッド映画であることが問題だとのこと。この要求を受け、成都の5系列の映画館が「一部の観客より『カンフーパンダ』の内容が不適切であるとの意見があったため、当面この映画の上映を見合わせる」と発表した。これにより、成都市内の映画館ではチケット払い戻し手続きが始まった。しかし、多くの観客は理解できないとし、一部の観客からは、上映再開後にこのチケットの日付を変えて観られないかという声もある。
一方、配給元のパラマウント映画ではこの情報に対してノーコメントとし、中国のその他の地域では、20日より予定通り上映されている。
監督の一人、マーク・オズボーン氏は若い頃から中国文化に興味を持ち、30年間中国文化を研究してきた本格派。今年の北京五輪に合わせ、映画というもっとも身近で楽しい手段を通じ、中国を世界に紹介したいという。オズボーン監督はこう言う。「だから、『カンフーパンダ』は私の中国カンフーに対する敬意を表したものなのだ」。(翻訳・編集/中原)
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