Record China 2008年6月23日(月) 14時30分
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21日、四川大地震で6000戸の家屋が倒壊し、2万人が被災した陝西省漢中市西郷県で、救援物資が実際より少なく支給されるという“ごまかし”が発覚し、責任者が刑事拘留されるという事件があった。写真は国家糧食局。
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2008年6月21日、四川大地震で6000戸の家屋が倒壊し、2万人が被災した陝西省漢中市西郷県で、救援物資が実際より少なく支給されるという“ごまかし”が発覚し、責任者が刑事拘留されるという事件があった。新華社通信(電子版)が伝えた。
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ごまかしを行ったのは、私営企業の板橋糧油加工廠。同工場は同県糧食局の指定を受け、被災者用の米を調達、支給していた。だが、米袋には「10kg」と表示されていたにも関わらず、実際には8.5kg〜9.5kgしか入っていないことが発覚。これまでに、計10t、4万5551元(約68万円)分が不正にごまかされていた。
このほか、救援物資の責任者である同県糧食局の王安武(ワン・アンウー)局長も停職処分を受けた。王局長が、同県から緊急に拠出された米の購入資金を不正流用した可能性があるとして、現在、漢中市と西郷県が共同で詳しい調査にあたっているという。(翻訳・編集/NN)
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