Record China 2008年6月23日(月) 20時56分
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6月22日、四川大地震発生から36日間もがれきの下で生き続けたブタが今月17日に無事救出されたが、「せっかく生き延びたのだから殺さないで」とブタの延命を求める声がネット上に殺到。写真は四川省ぶん川県と彭州市の被災地。
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2008年6月22日、四川省彭州市龍門山の農村で17日、空軍兵士らによって36日ぶりにがれきの下から救出された1匹のブタ。このニュースが21日に報道されると、ネット上では「この奇跡のブタを食卓に乗せるようなことはしないで!」と延命を求める声が殺到。地元紙「成都商報」とそのサイト「四川新聞網」が伝えた。
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5月12日の四川大地震発生前には約150kgあった体重も、救出後にはわずか50kgに減っていたブタだが、足を少し引きずる程度で目立つ外傷はない。衰弱はあるものの、少しずつ栄養のあるエサを与えていけば回復するという。たとえブタでも36日間飲まず食わずで生き延びたことは奇跡に近いと獣医。地震発生時に地面に突っ伏したことで、倒れたレンガの壁と地面に隙間ができたことと、栄養はないが無毒の木炭を食べていた形跡があり、雨水を口にできたこと、体内に蓄積していた栄養分を消費したことなどが原因として考えられている。
ブタ救出の報道直後から同紙には「長生きさせてやって」という嘆願の電話やメール、サイトへの書き込みが殺到。ただ、ブタの飼い主は経済的理由から「飼い続けることはできない。年末になったら考える」と話している。現在、地元の建川博物館がこのブタを「奇跡のブタ」として同館内で一生過ごせるよう、飼い主と交渉中だという。(翻訳・編集/本郷)
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