<腐敗防止>懲罰と予防が重点、責任追及制も確立へ―中国

Record China    2008年6月24日(火) 10時49分

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22日、中国共産党中央委員会は「腐敗の懲罰と予防システム確立に関する2008〜12年業務計画」を公布し、公務員幹部の選任、退任の制度確立や、今後5年間に及ぶ腐敗防止政策の指針を示した。写真は06年7月に南京で開かれた反腐敗展。

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2008年6月22日、「新華網」の報道によると、中国共産党中央委員会はこのほど「腐敗の懲罰と予防システム確立に関する2008〜2012年業務計画」を公布し、公務員幹部の選任、退任制度の確立や、今後5年間に及ぶ腐敗防止政策の指針を示した。

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「業務計画」では、まず公務員幹部の選任に関して、民主的で、公開性の高い、公正な競争による登用制度の確立を、また腐敗の温床となるのを防ぐため、定められた期間に基づく退任制度の確立などを求めた。さらに幹部の評価体系にも触れ、評価の結果が幹部の登用や管理監督に効果を及ぼすようなシステム作りを求めている。

一方、腐敗の防止に関しては、今後5年間のうちに懲罰と予防を重点とした「反腐倡廉」(腐敗に反対し、清廉を唱えるの意)システムの構築を目指し、中央政府および各地区の各部門に対し、「業務計画」に基づき真摯(し)に遂行することを求めている。また、幹部などの評価内容に腐敗に関する項目を盛り込んだ上で厳格な考査を行い、責任の追及を強化していくとしている。(翻訳・編集/HA)

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