<四川大地震>最大の避難所が近く閉鎖、テント学校は最後の授業―中国

Record China    2008年6月24日(火) 18時37分

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23日、四川大地震で最大の避難所となっていた綿陽市の「九洲体育館」が、今月末をもってその任務を終える。設置された「テント学校」では、最後の授業が行われていた。写真は14日の九洲体育館。

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2008年6月23日、四川大地震で最大の避難所となっていた綿陽市の「九洲体育館」が、今月末をもってその任務を終える。傍らに設置された「テント学校」では、最後の授業が行われた。新華社通信(電子版)が伝えた。

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「九洲体育館」には震災後、最大で4万人の避難者が身を寄せたが、現在は最後に残った4000人が引越しの準備に追われているのみ。ほとんどの避難者はこれまでに、地元に戻ったり友人・知人を頼ったりして避難所を後にしている。

この日、傍らの白いテントでは5〜60人の小学生が最後の授業を受けていた。5月19日に開講して以来、多い時で2000人の児童・生徒で溢れかえったこの「テント学校」も、今ではそのほとんどが故郷に戻ったり、別の学校に編入したりしている。

ここ「九洲体育館」に避難していた人のほとんどは、地震で壊滅的な被害にあった北川チャン族自治県の住民達。同県紀律検査委員会の文剛(ウェン・ガン)書記は、「新たに県内の擂鼓村と任家坪に避難所を設け、引き続き被災者の支援を行う」としている。(翻訳・編集/NN)

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