がれきの下から「人の声」?地元民の通報に懸命な捜索活動―四川省北川チャン族自治県

Record China    2008年6月24日(火) 14時3分

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23日、四川大地震の被災地である北川チャン族自治県で1か月ぶりに現地入りが許された地元民から、地震で倒壊したスーパーの下で「人の声が聞こえた」との通報が入り、救援隊が現在捜索にあたっている。

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2008年6月23日、四川大地震の被災地である北川チャン族自治県で1か月ぶりに現地入りが許された地元民から、地震で倒壊したスーパーの下で「人の声が聞こえた」との通報が入り、救援隊が現在捜索にあたっている。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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同県では20日、地元民に対し震災後初めて現地入りが許された。倒壊した自宅から家財道具を持ち出す人々。すると23日になって、地元民から「倒壊したスーパーの下から、人の声が聞こえた」との通報が。そこで、人命探査機を携えた救援隊がすぐさま駆け付け、捜索活動を開始した。

地元・四川テレビの報道によると、スーパーの下に人が入れる空間があるとのこと。だが、人命探査機を使ったが反応はない。救援隊員が中に下りて捜索を行ったが、生存者の痕跡は見つからなかった。穴の中は酸素が非常に薄い状態だという。現在は、酸素マスクを付けた捜索隊が丹念に捜索している最中だ。

現場は地上7階建てビルが全壊し、がれきの山となっている。震災の土砂崩れで出来た唐家山のせき止め湖を排水した際にも、この付近に水や土砂は流れてこなかった。(翻訳・編集/NN)

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